- 試合中相手を抜くことができない
- 持ち運んでいると相手にとられてしまう。
- 試合中にシザースを使えるようになりたい。
こんな方へ向けた記事となっております。
こんにちは。
私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。
さっそくですが、シザースで相手を抜き去りたいですよね。
ただシザースをするだけでは相手を抜くことはできません。
今回はシザースを使って相手を抜くためのコツを紹介します。
練習方法も載せております。
是非、最後まで見てください。
シザースのコツ6選
シザースのコツをまとめました。
- またいでから早くタッチする
- 相手との距離
- 相手の重心をずらす
- またぐ時は3つのことを意識
- 力を抜く(リラックス)
- ヘッドアップ
シザースはあくまで、相手を抜くための手段です。
目的は相手を抜くことです。
ただ、またいでいるだけでは相手を抜くことはできません。
かっこよく見せたいとか、そんな理由ではいけませんね。
相手を抜くための道具としてシザースを使いましょう。
意識することも解説しているので、シザースに限らず、相手を抜くためのヒントが多く隠されていると思います。
単純なドリブルで抜くときにも意識してみてください。
またいでから早くタッチする
シザースをしようとするとまたぐことだけに集中してしまいがちです。
ですが、重要なのはまたいだ後のタッチです。
ボールをまたいで、相手の重心がずれた瞬間に素早くボールをタッチしましょう。
イメージとしては、またいだ足が地面に着地すると同時にまたいでないほうの足でボールタッチです。
またいだ瞬間にボールタッチをする意識でボールタッチしましょう。
相手との距離
またぐタイミングが重要です。
相手との距離が近すぎると、引っかかっていまうし、遠すぎると、フェイントにならない。
あなたにとっての適切なタイミングと距離を見つけることが必要です。
☑間合いは人それぞれ
ちょーど良い距離は実際は人それぞれです。
自分の抜きやすいタイミングと間合いを見つけなければなりません。
練習メニューを最後に紹介しますが、大事なのは、1対1を何回もやって感覚を掴むことです。
相手によって間合いを変えることも大切です。
毎回おんなじ人と試合するわけではないので相手の特徴も頭に入れる必要があります。
足が長い、早い、飛び込んでくる、リアクションで動く、などです。
相手の重心をずらす
ドリブルでフェイントをするのは、相手のタイミングと重心をずらすためです。
相手の重心をずらすことによって、簡単に相手を抜き去ることができます。
シザースは、ボールをまたぐことによって、相手をだまします。
1回またぐだけでだませることもあれば、2.3回またいがないとタイミングをずれない相手もいるでしょう。
☑やりがちなミス
相手をだまそうと、大きくまたぎすぎてしまう。
たしかに、相手はだまされるかも知れないが、自分も苦しい態勢になってしまいますね。
またぐ時は3つのことを意識
- 体の下でまたぐ
- 上半身はぶらさない
- またぎは小さすぎず、大きすぎない。
体の真下でまたぐ
ボールが前にある状態で、シザースをすると、またぎが大きくなってしまう。
結果的に自分の重心もぶれて、相手の足に引っかかりやすくなります。
体の真下でまたげば、次のタッチもしやすいし、スムーズにまたぐことができる。
上半身はぶらさない
ロナウドのシザースを見てください。
全く上半身がぶれてません。
上半身がぶれないと、相手を抜いたあとのプレーも楽になります。
またぎは小さすぎず、大きすぎない
またぎが小さいとボールに当たってしまうこともある。
大きすぎると、自分の重心がぶれてしまうことになる。
程よい自分の幅でシザースしてみましょう。
力を抜く(リラックス)
とにかくリラックスです。
「またぐぞ」ってなるとどーしても力が入ってしまいます。
力が入ると次の動作が遅くなります。
リラックスしてまたぐためには、何回もやりこむことです。
練習メニューを確認して、取り組みましょう。
☑抜く瞬間のまたぎを力強く踏み込む
リラックスしつつも、抜く瞬間は「ガッ」と強く踏み込んでスピードアップです。
相手の重心がすれなくても、タイミングはずれます。
その瞬間を逃してはいけません。
抜く瞬間は力強くです。
ヘッドアップ
シザースをするときに、顔が下がっているのは良くないです。
なぜなら、相手との距離もつかめないし、相手の重心をみれないから。
また、試合中だと、他にも相手がいますし、状況が変わります。
かといって、ボールを一切見ずにと言うのは、プロの選手でも難しいでしょう。
☑間接視野
目線の中心がボールではなく、もーちょっと上に持ってくる。
相手の重心を見つつ、間接的にボールを見る感じです。
シザースなどのフェイントをするときでなくても、ドリブル中は間接視野で見る癖をつけるといいでしょう。
練習メニュー
1人でできる練習メニューを紹介します。
- 止まっているボールをシザース
- 動いているボールをシザース
- シザース2回→アウトでタッチ
- コーンに対してシザースで抜く
まずは、スムーズにまたげるようになること。
そして、シザースの後のボールタッチ、相手との距離を調節していく。
1人の時は、この4つのステップに分けて練習してみてください。
☑1対1で実践
友達が近くにいたら、1対1を何回も繰り返しましょう。
何回も相手と対峙することによって、距離感をつかめます。
自分の距離感がつかめたら相手を抜きやすくなります。
どんどん繰り返しましょう。
まとめ
シザースのコツ
- またいでから早くタッチする
- 相手との距離
- 相手の重心をずらす
- <またぐ時は3つのことを意識
- 力を抜く(リラックス)
- ヘッドアップ
練習メニュー
- 止まっているボールをシザース
- 動いているボールをシザース
- シザース2回→アウトでタッチ
- コーンに対してシザースで抜く
あくまで、シザースは相手を抜くための手段であることを忘れないでください。
多用しなくても相手を抜けます。
相手のタイミングと重心をずらすだけです。
今回まとめたことを実践してみてください。
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