- 胸トラップのコツが知りたい
- 胸トラップの練習方法が知りたい。
- 試合中、胸トラップできるようになりたい。
こんな方へ向けた記事となります。
私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。
今回は胸トラップについての記事です。
浮いたボールを胸でトラップすることを胸トラップと言います。
試合中胸トラップする頻度はそんなに多くありません。
ですが、胸トラップができないと浮いたボールの処理に手こずるため、必要なスキルです。
私なりの胸トラップのコツをお伝えします。
初心者が一番最初からやる胸トラップの練習方法も最後にまとめました。
参考までにご覧ください。
胸トラップって?
上記でも述べたように、浮いたボールを胸でトラップすることをいいます。
試合中どんな場面で使うの?
試合中、胸トラップを使う場面をまとめました。
- 相手のクリアボール
- 味方のロングパス
- セカンドボール
- スローイン
- 胸トラップからシュート
こんなところでしょう。
胸トラップを使う場面はそんなに多くありません。
ですが、上記の場面はサッカーでミスが起こりやすいシーンです。
このことをできれば、胸トラップの重要性がわかると思います。
サッカーの得点や失点は些細なことから起こります。
細部にこだわりましょう!
胸トラップのコツ5選
胸トラップのコツについてまとめました。
- 手の使い方
- 吸収する
- 真ん中ではなくちょっとずらす
- トラップする場所(落とすところ)
- 少しだけ上を向く
それぞれ詳しくみていきましょう。
手の使い方
胸トラップをするときに手を大きく広げましょう。
なぜなら…
- ハンドを取られにくくなる
- バランスがとりやすい
- 必然と胸を張れる
サッカー初心者の胸トラップを見ると、手が下がっている選手が多いです。
手が下がっていると、ハンドを取られやすくなってしまいます。
胸トラップをするときは、手を大きく広げましょう。
こんな感じです。
手を大きく広げることで、バランスがとりやすくなります。
また、ハンドを取られにくくなります。
必然と胸を張ることができるので、コントロールしやすくなります。
手を大きく広げることを意識しましょう。
吸収する
胸トラップをするときボールが大きく跳ね返ることはないですが、吸収する意識を持つことが大切です。
ボールの勢いをころさないと次のプレーに行けませんからね。
吸収するためには?
吸収するために意識すること
- 軽くジャンプ
- 軽く息を吐く
- 少し引く意識
一回のトラップでこの3つ全て意識する必要はありません。
飛んでくるボールによって変えましょう。
高いボールのときは、軽くジャンプしてボールを押さえましょう。
息を吐くことと、引く意識を持つことは、コツを掴むためのものです。
一回できてしまえば、必然と吸収するトラップができるようになっています。
吸収するトラップができてないうちは、上記の3つのことを意識しながら取り組んでみましょう。
胸の真ん中ではなくちょっとずらす
胸の中央でトラップすると痛いです。
当てる場所は少しずらして筋肉のある場所でトラップしましょう。
筋肉がクッションになって、吸収しやすいですし、痛みも軽減されます。
真ん中からずらしたところでトラップすると、スムーズに次のプレーに移行できます。
なぜなら、角度を変えることができるからです。
トラップする場所(落とすところ)
次のプレーを意識しましょう。
そうすれば、ボールを落とす場所が変わってきます。
試合中浮いたボールを処理する時間をなるべく早くしたいです。
そのために、次のプレーを考えながらトラップする必要があります。
スムーズにプレーできるように心がけましょう。
☑場面で使い分ける
・バウンドしているボール
→抑える
・浮き玉の処理
→スムーズに移行するために利き足へトラップ
・バウンドボール抜け出してるとき
→前へトラップ
こんな感じですかね。
試合中のいろんなシーンがあると思います。
トラップの仕方を使い分けましょう。
少しだけ上を向く
浮いたボール(ロングボールを直接処理する)時、少しだけ上を向いてトラップするといいです。
なぜなら、吸収しやすいからです。
ボールをしっかりと落ち着かせたい時に意識しましょう。
例えば…
- サイドバックが味方からのサイドチェンジのパスをもらう時
- センターバックが相手のロングボール(自分がフリーなとき)
- FWが味方のロングパスを受けるとき
こんな時は、少しだけ上を向くとボールがしっかりと止まってくれますよ。
少し上を向くことを意識してみましょう。
胸トラップの練習方法
最初は胸でトラップするのが怖いと思います。
なのでまずは手でボールを投げてもらうことから始めましょう。
- 1.最初は手から投げてもらってトラップ。
- 2.距離を伸ばす
- 3.キックをトラップ。
一人でやる練習はないの?
あります!
一人の場合も一緒で手から始めましょう。
方法
- 1.手で上にボールを投げて上体をそらして胸トラップする
- 2.リフティングでボールを上に蹴って胸トラップする。
1人の場合だと真上からくるボールをトラップしなければならないので、上体をそらすことになります。
上記でも述べたように、少し上を向くと吸収されやすくなります。
まとめ
胸とラップのコツ
- 手の使い方
- 吸収する
- 次のプレーにつなげる
- 真ん中ではなくちょっとずらす
- 少しだけ上を向く
初心者の方はまずは恐怖心をなくすことからです。
コツを掴めばあっとゆーまにできます。
細部にこだわってチャレンジしましょう!
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