- センターバックでどんな練習をすればいいか知りたい
- どんなセンターバックが必要とされるのか知りたい。
- センターバックがやるべきことを知りたい。
こんな方へ向けた記事となっております。
私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。
現代のセンターバックに求められる能力は多くなっています。
特に蹴れるセンターバックは重宝されていると感じます。
センターバックにも色々な特徴をもつ選手がいます。
そんな中で他の選手よりも活躍するためには、特徴を伸ばすことが大事です。
センターバックに求められることを以下にまとめました。
沢山練習を重ねれば自分の特徴にできます。
是非チャレンジしてみましょう。
センターバックに必要な能力10選
センターバックに必要とされる能力をまとめました。
- キック
- 強さ
- ヘディング
- 速さ
- 落ち着き
- 運ぶ力
- クリア
- カバーリング
- コーチング
- ラインコントロール
それぞれ詳しくみていきましょう。
キック
最近特に、蹴れるセンターバックは重宝されます。
どこのチームに行っても、攻撃の選択肢として1番前(背後)を選択します。
なので、相手DFの背後にしっかりボールを蹴れる能力が大事です。
飛距離とボールの「質」両方求めます。
☑飛距離
単純にキックが飛ぶかどうか。
あなたはどのくらいボールを飛ばせますか?
意外と高校年代くらいになるとボールの飛距離を意識しなくなります。
意識的に遠くに飛ばす練習をすれば変わると思います。
☑質
ボールの質です。
- 低弾道キック
- インサイドキックで速いボール
- FWに優しく落とすボール
あなたは蹴れていますか?
いい選手はボールを受けた選手が次のプレーにつながりやすいボールを蹴れます。
1つのパスにこだわりをもって毎日練習しましょう。
対人の強さ
対人、球際の強さはセンターバックには欠かせません。
「弱い」センターバックでは、チームが締まりませんね。
対人能力はフィジカル的要素だけではなく駆け引きも大事です。
守備の感覚を掴むためには、回数をこなす必要があります。
遊びでもいいので練習前や後、1対1を繰り返しやりましょう。
ヘディング
あなたはロングボールをしっかり跳ね返せますか。
ロングボールを多用してくるチームもあると思います。
センターバックが強くないとどんどん劣勢になりますよ。
ヘディングで意識すること
- 飛距離
- 打点の高さ
- 空中姿勢
☑飛距離
ヘディングでも高く遠くにクリアすることが理想です。
逆に飛距離がないとセカンドボールを拾われやすくなります。
高く遠くにクリアすることを意識しましょう。
☑打点の高さ
背が大きくなくても打点が高いセンターバックの選手結構いますね。
毎日コツコツジャンプヘッドすれば高く飛べます。
毎日継続すれば、必然と空間把握能力も身につけれます。
FWより高くとんで相手の心をへし折りましょう。
☑空中姿勢
相手に当たられてもバランスを崩さないことが大切です。
そのためには、空中の姿勢を意識しましょう。
まずは自分の理想の姿勢を見る。
海老反りのような姿勢だと遠くに、ヘディングできますね。
そして自分の空中姿勢を撮影し、確認する。
少しずつ修正しながら理想の空中姿勢に近づきましょう。
細部にこだわることがとっても大事です。
速さ
単純な速さがあれば、裏を取られても追いつくことができます。
海外のトップレベルの選手は単純の速いですよね。
足の遅い選手はどーするの?
「予測」を速くする。
もちろん単純に足を速くするトレーニングも行うべきです。
しかし、足の遅い選手がめちゃめちゃ速くなるには限界があると思います。
足の遅いセンターバックの選手ももちろんいます。
いいポジション取りと予測の速さで足の遅さを補うのです。
足が遅いことを言い訳にしてはいけません。
自分の長所で補えばいいだけです。
落ち着き
「落ち着き」はいい選手の特徴ですね。
センターバックはゴール前で守備することが他の選手よいも多いです。
ゴール前で冷静な判断ができないとPKを与えたり、失点に直結することになります。
逆に、冷静な判断と落ち着きがあればファウルをすることもなくなるし、危機を回避できることもある。
迷ったプレーをするのも良くないです。
決断を早くすることで、もったいない失点を抑えられます。
ミスしても平然とプレーするくらい落ち着きましょう。
運ぶ力
センターバックが相手のプレッシャーを剥がせて運べると味方はとても楽です。
また、相手もプレッシャーに生きず楽なります。
そうすることで、安定したビルドアップにつながります。
ボールをうまく運ぶためにはどーすればいいのか。
- 相手からずれたポジションをとる
- 駆け引き
☑相手からずれたポジションをとる
相手からずれておけば前へスペースがあります。
センターバックはボールをフリーで受けることが多いです。
そのためポジション取りを意識することを怠りがちです。
あなたは何も考えずただ開いてボールを受けていませんか?
ではなんのためにひらくのか。
相手からずれるためです。
開かなくてもあえて内側を取ることで相手からずれることになります。
まずはポジション取りを意識しましょう。
☑駆け引き
味方へのパスコースがあればFWはそこを切ろうとポジションを取ります。
ボランチにパスしようとして、FWがずれたら運ぶ、とか。
相手との駆け引き楽しみましょう。
クリア
クリアの能力が大事なことに最近気づきました。
ロングボールをしっかりと高く、遠くに跳ね返せるとチームはとても楽になります。
クリアが小さいとセカンドボールを拾われやすくなる。
サイドラインにボールを出すことだけやっていても、相手ボールで前進されてしまう。
特にひっくり返されて後ろ向きの状態でクリアするとき。
相手は前向きに来てるため、プレッシャーを感じてミスしたり、クリアが小さくなったりする場面を良く目にします。
そういった場面の練習をすることはあまりないからです。
自主練でクリアの練習してみましょう。
きっと試合で生きます。
カバーリング
カバーするためには必要なこと
- 準備
- 予測
☑準備
特に、ポジショニングです。
味方の位置を見て自分のポジションも少しでもいいから変えていくことが大切です。
☑予測
相手の体の向き目線で予測しましょう。
相手より先手を取るのです。
これも相手との駆け引きです。
コーチング
センターバックはフィールドプレイヤーの中で一番後ろにいる選手ですよね。
全体を見えているので前の選手に的確な指示を出せます。
どこでボールを奪うのか、具体的な指示が必要です。
もちろんチームとして決まっている守備のはめ方があるとは思います。
ですが試合中は、ボード上のように相手は規則的に動きません。
少しのずれや、ミスであっという間にゴール前まで運ばれてしまいます。
特に、サイドバック、ボランチの選手には常に声かけしましょう。
ラインコントロール
ラインの上げ下げをしっかりと行うことで隙をなくすことができる。
ラインがバラバラだと、そこを相手がついてきます。
上記で述べたように、サイドバックへのコーチングが大切になりますね。
こまめなラインコントロールをすることで、相手に緊迫させる状況を作り出せます。
相手センターバックが蹴ろうとしたとき、ダウンっと言われて、ピシッとライン下げられたら相手も蹴りずらいです。
横パスでラインぐっと上げれば前の選手もプレッシャーをかけやすくなります。
コーチングとラインコントロールは、誰にでもできるはずです。
リーダーシップ大事です。
まとめ
- キック
- 強さ
- ヘディング
- 速さ
- 落ち着き
- 運ぶ力
- クリア
- カバーリング
- コーチング
- ラインコントロール
すべてを兼ね備えることは難しいです。
ますは自分の長所を伸ばしていきましょう。
コメント