- 「なぜメッシは簡単に相手を抜けるのかな」
- 「メッシのようなドリブルをするためにはどんなことを意識した方がいいのかな」
- 「メッシみたいになりたい」
こんな方へ向けた記事となっております。
こんにちは。
私はJ1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。
メッシのように簡単に相手を抜けたらめっちゃサッカーたのしいだろうなーなんておもったりしませんか?
私は、サッカーってうまくなった分だけ楽しくなると思っています。
今回はメッシのドリブルについて徹底解説してきます。
メッシの動画を見たり、色々な記事を見て、私の中で整理したものをあなたにお届けいたします。
サッカーを楽しむためにも、今努力しましょう。
ではご覧ください。
メッシのドリブルの特徴5選
メッシのドリブルについて5つまとめました。
- ボディーフェイント
- ボールタッチ
- 股抜き 解説
- 切り返し
- ダブルタッチ からぶみ
それぞれ詳しくみていきましょう。
ボディフェイント
メッシって派手なフェイントを使うイメージってあまりないですよね。
ではなぜ派手なフェイントを使わなくても相手を抜けるのか。
ボディフェイントで相手の逆をついているからです。
ボディフェイントっていうのは、ボールを触らずして、相手をだますフェイントのことです。
相手の逆をつくというのはやはり難しです。
そこで重要なのが重心移動です。
メッシは重心移動の天才です。
後に紹介する、股抜きや、ダブルタッチでも重要となる部分です。
重心移動で意識することを以下にまとめました。
- バランスを崩さない
- 自分の幅を知る
- 片脚は常にボールを触れる位置
それぞれ詳しくみていきましょう。
バランスを崩さない
例えば、メッシのように左足でボールを持っているとしましょう。
軸足の右足を踏み込んで、相手の重心を右にずらして、左方向へ左足のアウトサイドを使って交わそうと思います。
そのとき、右足の踏み込みが、大きすぎて、バランスを崩したら意味がありませんよね。
バランスを崩さないために必要なことは自分の幅を知ることです
自分の幅を知る
自分の踏み込みがどのくらいまでいけるのか確かめることが大切です。
幅が広ければ、相手も引っかかりすいので、少しずつ自分の幅を広げることも大事です。
小さい幅でも引っかかる相手もいますが、大きい幅がなければ引っかかりにくいし、自分で調節できるようになれば相手も引っかかりやすくなります。
片脚は常にボールを触れる位置
相手の重心をずらせても、ボールが素早く触れないと、相手もついてきます。
片脚は常にボールを触れる位置に置きましょう。
実際にすぐにボールを触れるようにするには、どうしたらいいのか。
インサイドでボールを引きずるように持つ
自分の懐にボールを置いておけば、相手はボールに触ることが出来ません。
もちろん、ずっとインサイドでボールを触っている必要はありませんが、一例として、ボールを引きずるようにボールを持つといいかもしれません。
メッシは、大きい重心移動や、小さな重心移動を繰り返して、相手に的を絞らせません。
相手の重心がずれた瞬間にすぐに、交わして、スピードアップ出来るようにしましょう。
ボールタッチ
メッシはボールタッチの使い分けがとてもうまいです。
どういう風に使い分けているかというと、広い局面と狭い局面です。
ボールタッチの使い分けってどーゆーこと?
以下のようなことです。
☑広い局面
広いスペースがあるときには、ボールを蹴り出して、トップスピードでボールタッチをする。
☑狭い局面
スペースがないときには、タッチを細かくして、相手にボールを奪われないようにする。
サッカーは、広い局面から、狭い局面へと移り変わっていきますね。
メッシはこの局面の移り変わりをうまく利用しています。
例えばこんな感じです。
広い局面では、メッシはわざとタッチを大きくして、相手を来させて、チョチョンって細かくタッチして抜き去るのです。
狭い場面では、細かくタッチ続けて、相手にアタックするチャンスを与えないドリブルもします。
相手は足を出さざるを得ないので、細かいタッチでスピードに乗っていれば簡単に抜けてしまうと言うわけです。
エリアごとにボールタッチの仕方も変えていくことが大切ですね。
股抜き【解説】
メッシが左足のアウトサイドで相手の又を抜くシーン何回も見たことありませんか?
なぜあんなに簡単に股抜きができるのでしょうか。
☑意図的に又を開かせる
相手が又を開いたから、又を抜くと言うよりかは、自分主導でまたを開かせているのです。
そんなことが出来るのでしょうか。
できるのがメッシなのです。
股抜きのシーンを解説していきます。
- 1.まず、縦方法にドリブルします。そうすると相手もついてきますね。
- 2.一旦ボールの動きを止めます。このとき相手も少し遅れて止まると思います。
- 3.また縦への仕掛けを見せるように、インサイドでボールタッチします。このとき相手は、「また縦か」と勝手に反応してしまうのです。
- 4.インサイドでボールを触ったら足をつけずにアウトサイドタッチしまたを抜きます。このとき相手は重心が縦に言っていて、足を出すことで精一杯です。
※注意点
股抜きじゃなくて横に交わそうとすると、相手の残っている足に引っかかってしまうことがあります。
軽くアウトで触ると面白いように股に通ります。
こんな感じでやってみてください。
切り返し
メッシの切り返しはとにかく「深い」です。
この深さがあるからこそ、以下のフェイントが有効です。
- キックフェイント
- スクリーンターン
キックフェイント
メッシのキックフェイントは普通の選手とは違います。
違う点は、軸足の向きです。
普通の選手は、キックフェイントをするとき、軸足は切り返す進行方向に向けて居ることが多く、相手の足に引っかかることがあります。
メッシのキックフェイントは、シュートを打つときと同じように、軸足を置いています。その結果相手はだまされやすくなります。
軸足の向き意識してみましょう。
スクリーンターン
スクリーンターンとは、相手を背負っている形でボールを持っているときに、アウトサイドを使って、前を向く技です。
こんな感じです
スクリーンターンのいいところは、ボールを相手から隠しながら、前を向けるので、奪われにくいです。
メッシのスクリーンターンの特徴は、一回、ボディーフェイントで、相手を揺さぶってから、ターンします。
ボディーフェイントで相手を釣った後のターンがとてもスムーズで速いです。
ボディフェイントで意識するところのおさらい
- バランスを崩さない
- 自分の幅を知る
- 片脚は常にボールを触れる位置
スクリーンターンでも同じことが言えます。
意識しましょう。
ダブルタッチ(からぶみ)
「からぶみ」ってなに?
「からぶみ」とはボールの横に一回足を踏み込んで、地面からの反発を利用してスピードをあげる技です。
反発ステップとも言われます。
ダブルタッチの前の動作と一緒です。
からぶみで一番大切なのは、地面からの反発を使うことです。
☑ポイント
重心は、脛骨直下。
脛骨直下とはどこか。
脛骨の真下なので、くるぶし当たりの意識でいいと思います。
大抵の選手は、母子球に体重を乗せがちです。
ですが、脛骨直下に体重を乗せた方が大きな力に対抗できます。
踏み込んだときに膝が大きく曲がっていると、反発を得ることができません。
膝は伸ばしきらなくてもいいが、踏み込んだときに、角度が変わらないように意識しましょう。
まとめ
メッシのドリブルの特徴5選
- ボディーフェイント
- ボールタッチ
- 股抜き 解説
- 切り返し
- ダブルタッチ (からぶみ)
さあ、意識してメッシに近づこう。
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