- 3人目の動きってどんなのなのか知りたい。
- 3人目の動きで意識することを知りたい。
- 練習方法が知りたい。
こんな方向けに記事となります。
私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。
サッカーにおいて3人目の動きは、重要です。
なぜかというと、2人の関係だけでは相手を崩していくことが難しいからです。
ボールに直接関わっていない選手の動きがとても大事なのです。
3人目の動き方をマスターしていいパフォーマンスにつなげましょう。
3人目の動きとは
3人目とは、ボールを持っている選手、ボールを受ける選手以外に関わる選手のことを3人目といいます。
3人目の選手の動きが、とても重要な役割を果たすのです。
サッカーにおいて、最もシンプルな攻撃は、ボールの出してと受け手で完結するプレイです。
しかし、サッカーにおいて、そんな簡単にはいきません。
そこで重要なのが3人目の動きです。
例
Bは相手が後ろに居るので、簡単に前を向くことができません。
そこで、三人目CがBにたいしてサポートすることによって、チームとして前向きの選手をつかえることになります。
これが3人目の簡単な例です。
実際の試合では、もっと複雑で色々な選手が3人目の役割を果たします。
3人目のサポートの速さというのは、チームの意識によって変えていくことが出来ます。
大事なことはチームで共通の絵を描くことです。
それでは3人目の動きでいしきすることについて触れていきたいと思います。
3人目の動きで意識すること
3人目の動きで意識することは、立ち位置とタイミングです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
☑立ち位置
立ち位置はボールの出し手、受け手、3人目が3角形になることを意識しましょう。
理想としては垂直でも、平行にもならない関係性です。
・三角形はどうしたら形成されるのか。
答えは「相手からずれる」です。
もちろんフォーメーション的に必然と3角形を作る形になることもあります。
ですが、意識的に3角形を作ることが大切です。
一人ひとりが相手に対してずれたポジション取りをしていくことで3角形が見えていきます。
相手しか見ていないと、ずれたポジションを取っていても、味方との関係が出来ないため、味方の位置も把握できるようにしましょう。
・なぜ3角形が理想なのか
奪われてもすぐに奪い返せるから。
三角形でも2人目と3人目が平行の関係だとこれが出来ません。
2人目、3人目が平行の関係だと、パスがずれたり、相手にカットされたら2人ともおいて行かれる形になり一気にピンチになります。
しかし3角形の形があると、2人目のところでミスったとしても3人目がサポートしているためそのまま守備にいけます。
この関係性が色々なシーンで作れていると、攻撃から守備への切り替えが格段に速くなっていきます。
☑タイミング
立ち位置のところでも述べたように2人目、3人目の関係性が平行になってはあまりよくない形といえます。
(カウンターにつながりやすいため)
最初は三角形が出来ていても、パスをもらう瞬間に平行になっていても同じことです。
受け手が平行になってしまう例を紹介します。
受け手の選手、出しての選手、3人目の選手の関係性があって3人ともイメージできているといします。
3人目の選手が思ったよりも速く動き出してしまったため、2人目から3人目へのパスが真横になってしまった。
そこを相手に狙われてしまいボールカットされ2人はおいて行かれた。
この場面で良くないのは3人目の選手の動き出しのタイミングです。
速すぎたのです。
また、全速力でサポートをするのも私はあまり良くないと思います。
理由は、2人目から3人目への選手へのパスの難易度が上がるからです。
理想は、3人目の選手が自分のマークを外して、2人目からボールを受ける時点では少し余裕を持っていることです。
タイミングと質を上げる練習を紹介します。
練習方法
方法
- ボール回し3vs1のトランジッション
- 真ん中フリーマン1タッチ
- フリーマンを使わないと逆に変えられない。
3vs1をやりながらフリーマンにつけて逆のグリットにパスします。
(人は移動しない)
フリーマンにボールをつけた後、真ん中のゾーンに入っていい。
意識すること
- 3人目のサポート
- 相手からずれること
- 質
パスを受ける側が大事です。
フリーマンにパスした後の3人目の関わりを意識しましょう。
パスした人も、リターンできる位置を取りましょう。
まとめ
- 3人目とは、ボールを持っている選手、ボールを受ける選手以外に関わる選手のこと。
- 意識することは立ち位置とタイミング
- 立ち位置は相手からずれること。
サッカーの試合でボールを持つ時間はわずかです。
ボールを持っていないときに、どれだけ味方へ関われるか。
どれだけ、相手よりもいいポジションを取れるかが、大切です。
少しでも参考になったら意識してみてください。
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