【サッカー上達法】ボランチ、シャドーの選手必見!ターンで優位に

サッカー

  • サッカーがうまくなりたい
  • どんな練習をすればうまくなるのか知りたい。
  • ボールを失わないようになりたい

本記事の内容

  • ターンで相手より優位に立つ
  • 1.前を向くターン
  • 2.相手を外すターン
  • 練習法

こんな方へ向けた記事となっております。

私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。

ターンで相手より優位に立つ

1.前を向くターン

前を向くターンは、ボランチ、シャドー、フォワードに必須の技術です。

前を向くために必要なこと

  • 周りの状況の把握
  • トラップの技術
  • 立ち位置
  • 予備動作

こんなところでしょう。

それぞれについてポイントを解説していきます。

☑周りの状況把握

周りの状況を把握するためには、体の向きが大切です。
体の向きを作れていれば首を振って見なくても、間接視野で、ボールと相手を両方見ることが出来ます。

ここでいう体の向きとは、ボールと相手に対してアングル(角度)をつけることです。
ボールと相手両方を見れるように角度をつけるのです。

相手とボール両方見れていれば、そんなに慌てることはないですよね。
真ん中の選手、特にボランチ、シャドーの選手はこのスキルはとても大切です。

・サイドは意識しなくていいのか。

サイドの選手は、必然的に角度が作れている。

サイドバック、サイドハーフの選手は。タッチラインを背にしてボールを受けることが多いですね。

そうすると相手とボールに対して、必然的に角度が作れています。
サイドの選手は後ろ(タッチライン)を気にしないでプレイ出来るので、その点においては、ボランチ、シャドーの選手は難しいと思います。

☑トラップの技術

ボールをピタッと、止める技術はとても大切です。
ボールを止められるようにならないとビルドアップの時、ボールを受けるのが怖くなります。

「止める」技術をまずは習得しましょう。「止める」が出来るようになると、1タッチで相手を交わせたり、ボールを進行方向にスムーズにトラップできる用になります。

☑立ち位置

先ほど言ったように、ボールと相手両方見えるポジションを取りましょう。

具体的に、角度をつけるというのは、僕のイメージでは、相手から少しずれるイメージです。
「ずれる」とは基本的に、相手の選手はボールと自陣のゴールを結んだ線にたって、そこから守備をしてきます。
その線から外れるイメージです。

相手の外側に開くときもあれば、相手の内側を取るときもあります。

試合中だと、相手との距離は近いし、相手との距離をゆっくり取っている時間もありません。
そこで大事になってくるのが、予備動作です。

☑予備動作
試合だと、ゆっくりポジションを取っている時間もないし、ボールを受けるスペースも狭い。
なので、瞬間的に相手から離れてポジションを取らなければなりません。

「予備動作」はボールを受ける前の動きのことをいいます。
ボールを受けたい場所の逆に最初動いて、相手をずらして、ボールを受けるという感じです。

例えば

  • コーナーキックの攻撃側の選手が相手を外す動き
  • FWのチェックの動き
  • サイドバックの開く動き

この予備動作意外と出来ていない選手多いイメージがあります。

予備動作がないと相手に食われます。
そうしていくと受けるのが怖くなっていって、ボールを受けたがらなくなる。

中学、高校でこんなことありませんでしたか?

相手が前線からプレッシャーをかけてきて、自分にもプレッシャーがかかって、ボールを受けたら取られそうだから、相手に隠れてボールを受けないこと。その結果、ボールを前に蹴り込むだけになってしまう。

でも、一瞬相手から離れて、ボールを足元に止められれば、怖くないですよね。
トラップの技術がまだそんなに高くなくても、この予備動作さえしっかりやれば、プレーの幅は劇的に広くなってきます。

一瞬相手から離れて、受けること意識しましょう。

相手を外すターン

上記で述べたとおり、 「角度をつけて前を向く」 これが毎回出来れば、問題ないと思います。しかし試合中は、相手も色々と変えてくるわけで、時には相手を背負ったり、難しい場面も増えてくるかと思います。

そんな時に使うのが相手を外すターンです。

相手を外すターンで意識することは、 相手を吊り出し、逆を取ること。

簡単に言うと、左に行くと見せかけて右に行くこんな感じです。

予備動作をしっかりとし、ボールと相手とのアングルがとれているときは、意外と簡単に相手を外せます。
ですが、自分がいいポジションをとってたら相手は突っ込んできませんよね。

相手の方がいい状況の時に、この外すターンが有効的に使えるのです。
相手の方がいい状況と言いますが、実際には、相手の方がいい状況だと思い込ませるのです。

たとえば・・・

相手を背にして、見えていないように思わせて、相手が来ているのを感じて、1タッチで交わすなど。

☑ターンの仕方2つ紹介

1.インサイドでターン

右足でボールを触るとして、右に重心を持って行き、相手を誘導します。
相手が右側ずれたら1タッチ目をインサイドで左側にタッチし相手を外す。

2.アウトサイドでターン

これはインサイドでターンと逆のバージョンです。
左に行くと見せかけて、アウトサイドで右に交わしていくターンです。

※おすすめはインサイドターン

アウトサイドで1タッチ目(トラップ)をすると難易度も上がるし、なにより相手とボールの距離が近くなってしまいます。

インサイドターンは、もし相手が引っかからなくても、軸足と腕でブロックできます。なので、両足共にインサイドでターンできるようになるのがベストです。

練習方法

1.角度をつけて前を向くターン

説明

  • 人数4人~(3人でも可)
  • 1.ボールを引き出す選手は、真ん中から、角度をつけてボールを受けます。
  • 2.ボールを受けたら、逆受けた選手と逆の選手にパスを出します。
  • 3.パスを出したら進行方向に移動します。

これを繰り返す。

意識すること

  • ボールを受けるときは、素早く角度をつける。
  • 受ける前に必ず次ぎパス出すところを確認(ちらっと見ておく)

単純な練習だけど、大事な要素が詰まっています。

2.相手を外すターン

説明

  • 人数4人~(2人でも出来る)
  • 1.真ん中に攻撃と守備1人ずつ入る
  • 2.攻撃側は、予備動作を取り、ちょっと角度をつけ、ななめ後ろでボールを受ける。
  • 3.守備側は軽く対応
  • 4.1タッチでターンし相手の逆を取り、受けた方と逆側にパス。
  • 5.攻守交代
  • 6.何回かやったら中と外変わる。

意識すること

  • 相手に取られないボールタッチをする
  • 受ける前から相手と駆け引きをする
  • 逆をとれなかったらしっかりとボールを隠す。

相手を見る癖がついてくると思います。意識的に取り組みましょう。

まとめ

・周りの状況の把握-アングルをとる-
・止める技術
・立ち位置 
・予備動作

コメント

タイトルとURLをコピーしました