- 裏抜けするといつもオフサイドになってしまう
- 足が遅いFWの選手
- 得点をとりたい
こんな方へ向けた記事となっています。
足が遅い選手でも、コツを掴めば簡単に相手の裏をとることができます。
実際に僕はチームで4,5番目に足が遅かったですが、チームの事情で、FWをやっていた時期がありました。
最初は、足元でしか受けれませんでしたが、FWの選手の動きをまねしていくうちに、裏抜けをマスターしました。
今はボランチをやっていますが、FWをやった経験から、パスの出し手としても成長できたと思います。
裏抜けのコツをまとめたので覗いてみてください。
裏抜けのコツ 足が遅くても簡単に裏をとれる
裏抜けのコツをまとめました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 立ち位置
- 駆け引き
- 緩急
- タイミング
立ち位置
裏抜けするためにはまずポジション取りです。
FWの立ち位置は、1人の相手DFに見られない所に立つことを意識しましょう。
1人に見られないというのは、相手と相手の間に立って、相手DFが「どっちがマークする?」って迷う立ち位置のことです。
1人の相手にマークされていると、相手からするとやりやすいです。
なぜなら、その人だけ見てればいいわけですから。
しかし、DF二人の間に立って、曖昧にされたらどうでしょうか。
もしそこからうらぬけされたらどっちがついて行くのか迷いますよね。
DFはマークをはっきりさせたい、FWは曖昧にさせたい。このポジション取りが鍵になるわけです。
二人の間に立つことで必然と1人のDFの視野から外れることになりますね。
視野から外れることで次のことが生まれます。
- ボールをFWを同一視できない
- 何回も首を振らなければいけない
- ポジションを取り直す
ボールとFWを同一視できない状況を作り出せれば、簡単に裏をとれます。
まずは、立ち位置を意識してみましょう。
駆け引き
上記の通り、ますは立ち位置で先手を取りましょう。
駆け引きはその次です。
駆け引きとは、僕なりにいうと「相手を動かす」ことをイメージします。
例えば、裏を取りたいなら、わざとボールをを迎えにいって食いついたら裏抜けをする。
駆け引きがない選手は、ただ単にボールを迎えにいって、相手が来たら、焦ってボールを奪われてしまいます。裏抜けをするにしても、ただ走るだけでは相手もついてきてしまう。
では、「相手を動かす」ためには・・・
- ボールを受けたい方と逆に動く
- 相手の目線にわざと入る
「ボールを受けたい方と逆に動く」これは鉄板です。
相手もわかっている選手が多いので、小さい駆け引きを何回もする必要があります。
「相手の目線にわざと入る」これは、最初は相手の背後にポジションを取り、スッと相手に見えるように前にはいると相手はついてくることがよくあります。
この習性を使ってもいいと思います。
とにかく自分の意思で「相手を動かす」ことをしましょう。
緩急
裏抜けするときは 遅く→速く の緩急を使ってDFを置き去りにしましょう。
いくら足の速い選手でも相手に距離を取られた状態からずーっとダッシュで裏抜けしようとすると相手もついてきます。
駆け引きの一種ですが、相手に「こいつ裏抜けなさそうだな」みたいな雰囲気を出しておきましょう。
たらたらとボールを受けるふりをして、一気にスピードアップ。
そうすれば相手はついてこれないでしょう。
足が遅い選手でも、この一瞬を制すれば、裏でボールを受けることができます。
そのままゴールに直結できるかは、別ですが。
☑緩急はどの場面でも使える
裏抜けだけでなく、ボールを引き出すとき、ドリブル、相手を外す動き、など他の場面でも応用できますね。
「緩急」をつけて相手を剥がしましょう。
タイミング
オフサイドになってしまう選手は、タイミングが悪いです。
パスの出しての状況を把握せずに、動き出してしまうのです。
いくらいい動きをしてもFWはボールが来なければ意味がありませんね。
出し手と受け手のタイミングを合わせることが大切です。
タイミングを合わせる方法↓
- 出し手の選手に注文しておく
- 顔が上がった瞬間に動き出す
- 予備動作
出し手の選手に注文しておく
試合前や、試合中でも良いので要求しよう!
試合になると、顔が上がらなくなってしまう選手も多いです。
するとボランチの選手なんかは近い選手しか見れなくなってしまいます。
そんな時、「ボール持ったらまず一番前見といて。相手DF準備してないから」と伝えましょう。
この一言で、案外FWを見てくれるようになります。
僕もボランチの選手ですが、いいFWの選手はどんどん要求してきます。
それに答えるようにパスを出すことを意識してます。
顔が上がった瞬間に動き出す
オフサイドになる選手はパスの出し手が、顔を上げていないのに先に動き出してしまうケースが多いです。
その気持ちわかります。
このタイミングで欲しいのに・・・とかありますよね。
でも、少し我慢して顔が上がった瞬間に動きだすことを意識しましょう。
FWの選手は、少し我慢するだけで点が取れたりするもんですよ。
予備動作
「顔が上がるまでなにも動かない」のは間違いです。
予備動作をして相手を釣り出しておいた方がボールは受けやすいです。
顔が上がりそうだなーっていうタイミングで、予備動作をして、顔が上がった瞬間に一気にスピードを上げてボールをうける。
これが理想的です。
パスの出し手からしても顔を上げた瞬間に動き出してくれると、パスを出しやすいです。
予備動作も怠らないようにしましょう。
まとめ
- 立ち位置
- 駆け引き
- 緩急
- タイミング
ほんのちょっとしたことでうまくいくようになります。
自分なりに試行錯誤しながらもチャレンジしてみてください。
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