- 「サッカーの監督はなぜスーツを着るのか」
- 「スーツじゃないといけないのか」
- 「海外ではどーなのか」
こんな疑問を解消します。
こんにちは。ホトイです。
私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。
今回の内容はこちらです。↓
是非ご覧ください。
サッカーの監督がスーツを着る理由
サッカーの監督がスーツを着ている姿をよく見ますよね。
なんで、スーツなのかなって疑問に思った方も多いはずです。
他のスポーツならユニフォームやジャージなのに。
サッカーだけなんでスーツなのか。
サッカーの歴史などを振り返りつつ、「スーツ」を着る理由をお伝えします。
サッカーの発祥がイギリスのため
イギリスは「身だしなみ」にとても気を遣う文化があります。
服装や身につけている物で人を判断します。
「言葉」のアクセントで身分が分かってしまうと言われています。
これは今でも身分階級が存在するということですね。
当時、イギリスでサッカーをやっていたのは上流階級の学校の人達です。
監督は、学校の先生です。
先生の格好はもちろんスーツです。
ここから、監督=スーツという文化が出来たのかも知れませんね。
Jリーグにはス-ツ規定があった
1994年のJリーグの規約には監督はジャケットとネクタイを着用する義務がありました。
ではなんで、そんな規約が存在したのか。
その理由は、海外への礼儀ですね。
海外チームを招いた時に失礼のないようにとのことです。
今は、スーツの規定はありません。
ジャージや私服の監督も見かけます。
Jリーグ発足当時は「海外からの見られ方」も気にしたのでしょう。
選手と区別するため
単純に選手と区別するためにスーツを着ている。
フィールドの近くに同じユニフォームを着ている人いたら、邪魔ですからね。
他のスポーツは、コートの近くに監督がいないことがありますから、ユニフォームでも特に問題はないと思います。
- 野球
- バレー
- アメフト
サッカーでいうとベンチの選手たちも、ユニフォームと同じ色のジャージやビブスは着てはいけません。
後考えられるのは、コーチと監督の違い。
サッカーだと、「コーチ陣はジャージなのに監督はスーツ」みたいな光景がよくあります。
やはり監督の特別感はあると思います。
チームの最高責任者ですから。
選手、コーチ、監督を区別するためにスーツを着るのかも知れませんね。
日本代表監督がスーツを着る理由
代表監督がジャージで試合に臨む姿を見たことがありません。
日本代表だけでなく、他の国でもそうです。
※アルゼンチン代表の監督はジャージ姿でした!
国際親善試合だとどこの監督のスーツを着ているイメージがあります。
その理由は何でしょうか。
外国との試合のため敬意を払う
相手チーム、相手の国に敬意を払うためでしょう。
やはり、「紳士」のスポーツなわけですから、服装は大事です。
日本代表監督で、国際試合なのにジャージで指揮したら多分話題になります。
そのくらい当たり前に、相手への敬意を払う必要があります。
海外の監督はみんなスーツを着る!?
Jリーグではスーツの監督が多いが、ジャージや私服の監督もちらほら見られる。
では、海外では、みんなスーツを着ているのでしょうか。
各国のリーグで有名な監督をピックアップして見ました。
監督一覧
- ユルゲンクロップ→ジャージ
- グアルディオラ→カジュアル
- アンチェロッティ→スーツ
- モウリーニョ→スーツorカジュアル
ジャージじゃなくてもカジュアルな服を着ていたり、毎回スーツってわけじゃない監督もいます。
現代においては、監督の服装に関しては自由であると分かりますね。
「紳士」のスポーツというなごりが残っているにしろ現在は「自由」です。
【まとめ】現代サッカーの監督の服は自由
サッカーはイギリス発祥で、「紳士」のスポーツから監督はスーツを着ていた背景があります。
そして、現在にもそのなごりが残っています。
しかし、多くの国で、監督は、スーツ、カジュアル服、ジャージなど、比較的自由な格好をしています。
現在の監督の服は、それぞれのトレードマークのような見せ方もあるようです。
スーツ→自由になりつつありますね。
今回は以上です。
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