【得点量産】サッカープルアウェイのコツ　練習法公開

こんなかた向けの記事となっています。

オフザボールの動きってなかなか難しいですよね。
私はFWにボールを出す方ですが、点の取れる選手は、プルアウェイの動きがうまいです。

オフザボールの時にどれだけ呼び込めるかが鍵になります。詳しく解説していきます。

私は、J1リーグの下部組織出身で現在は強豪大学の体育会サッカー部で活動しています。
自分の経験から得たものを発信していきます。

プルアウェイ

プルアウェイとは図のように相手から膨らむように離れてボールを受ける動きのことをいいます。FWの選手がボールを受ける時によくする動きです。

この動きは、得点を取るために必要となる動きです。
足の速い選手は、この動きを武器に出来れば得点量産間違いなしです。

足の速くないFWの選手も、ゴール前のオフザボールの動きで、得点をとれる確率が上がります。背の高いFWなど、治めることが得意な選手も「プルアウェイ」の動きをマスターできれば点の取れるFWになります。

自分の武器を増やすためにもプルアウェイの動きをマスターしましょう。

意識することをまとめました。

それぞれ詳しく解説していきます。

ゴールに向かう

プルアウェイって開くイメージを持っている選手が多いです。相手から離れるのですが、ゴールに向かうことを忘れないでください。

受けるときの姿勢は、体を半身にしておいて、相手とボールが見える位置に立ってボールを呼び込みましょう。

☑理想は入れ替わる

受けた時点が相手の真横くらいがベストです。少し開きながら前へスピードに乗っている状態なので、ファーストタッチで相手の前に入ってしまえば、相手と入れ替わることが出来ますね。

ゴールに向かう意識がないと、ボールタッチが外になって、相手と入れ替わることができません。FWはオフザボールでどれだけゴールに向かえるかが点を取れるか取れないかの差になります。

プルアウェイの動き以外にも、クロスに入っていく動き、裏を取る動き、など、ゴールに向かう意識をもってみよう。

相手のギャップに立つ

ボールを受ける前の立ち位置としては、一人のDFに対して真っ正面からアタックされない位置にポジションを取っておきましょう。

1対1で、相手の間合いだとFWがふりになってしまいます。勿論狙いがあって、相手の前にいることはいいんですが、プルアウェイの動きをするたまには、相手からずれておくことが大切です。

☑ギャップに立つ

1トップならセンターバックの間、2トップなら、センターバックとサイドバックの間に立つことで、DFはどっちがFWのマークをするのかはっきりしなくなります。

その結果、相手は、どっちがマークにつくのか曖昧になりボールが受けやすくなります。自陣でビルドアップからボールを受けるときも、ゴール前でボールを受けるときも一緒です。

ゴール前ならなおさら、相手からずれておくことで、半身でボールを受けてそのままシュートを打てる場面が増えます立ち位置を意識してみましょう。

受けるスペースを見つけておく

自分の受けたいスペースを見つけて、相手よりも速く位置取りをする。あらかじめここでボールを受けようってイメージしていたら、体の向きを作っておけるし、ゴールに向かえる。

もちろん相手も危険なところをやらせたくはないので、スペースをけしに来るでしょう。
自分がいい位置をとることが出来ていたら、相手は後手を踏んで対応せざるを得ない。

☑先手必勝

自分が先手でスペースを把握しておいて、相手がそれに対応してきたとする。そしたら、その動きを見て相手の逆をつくことができる。

例えば、前にスペースがあるからプルアウェイでボールを呼び込む。そして相手はそれをさせまいと焦って体の向きをFWの方に向けて対応しようとした。そしたら、相手の逆をついて裏に抜けてボールを引き出せばキーパーと1対1です。

このように先手先手で相手よりいい位置をとり続けることが大切です。

参考にするべき選手

参考にするべき選手を3人紹介します

この三人は動き出しがめちゃめちゃうまいです。

☑共通点

☑呼び込んでる

FWのうまい選手は、自分のところにボールが欲しいからめちゃめちゃ要求します。
ボールを持っている選手の顔が上がったら必ず動き出している。

あなたはボールを呼び込めていますか?ボールが例え来なくても何回もアクションを起こしましょう。

☑ファーストタッチがうまい

ファーストタッチで相手と入れ替わるシーンや、2タッチ目がシュートのシーンがとてもおおいです。
FWの選手はスピードに乗った中での技術を磨かないといけませんね。

☑スピードに乗った状態でボールを受けている

プルアウェイをするんですが、ゆっくりじゃなくて、味方の顔が上がったら、スピードアップしてボールを受けています。自分の受けたいスペースを把握していて、相手より先手でポジションをとれているからこそできます。

スピードに乗った状態でボールを受けることができると、相手と入れかわりやすくなります。
また、相手からすると急にスピードを上げられると単純についていくことが出来ないことも多いです。

スピードアップしてボールを受けましょう。

練習方法

プルアウェイからシュート

意識すること

ゴール前なのでもたもたしていたらボールを奪われてしまいます。ボールを受けてからシュートまで素早く!

まとめ

プルアウェイで意識すること

参考にするべき選手

今回はプルアウェイの動きにフォーカスした記事を書きましたが、それ以外にもFWはオフザボールの動きが大切です。ボールがないときにいかに相手より先手をとれるかが鍵です。

オフザボールの動きは練習から意識的に行いましょう